お料理が大好きな人でも、病院の入院患者さん向けに作る病院食や、小学校や中学校などの子供達に向けた学校給食などの調理は、一般家庭のそれとは違って作る量も半端ないですし、塩分や砂糖など、調味料の量なども正確にレシピ通りに配合しなければならない義務があります。と言うのも家庭で作る家庭料理と違って、患者さんや子供達の栄養バランスや、栄養の促進になる様にしっかり栄養士さんが栄養バランスやカロリーなどを考えたメニュウに沿って、それを忠実に再現していく仕事だからです。
病院や学校などの現場に入るいのも、仕込などを担当する時は、朝6時や7時と早朝かなり早い時間に出勤しなければなりません。立ちっぱなしでひたすら材料を切ったり、何トンと言う量のおかずを炒めたり煮こんだりすると言う工程は、かなりの肉体労働でもあります。患者さんや子供達に安心して食べてもらえる様、衛生面にもしっかり気を付けなければなりません。定期的な健康診断を行い、はやり病にかかっていないかこまめにチェックしたり、生卵を食べてはいけないなど、食事制限を規せられる場合も少なくはありません。
でも、逆を言えば、自分の体の健康状態を自分自身で細かく把握する事が出来ると言う訳です。一生懸命作ったお料理をおいしいと喜んで食べてくれる姿を見ると、素直に嬉しくなりますし、給食などだと子供達の反応はダイレクトに響いて来ますから、やりがいは感じられる仕事です。継続して続ければ、自動的に調理師免許が取得出来たり、メリットも沢山です。